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河川の遊漁の未来のために [Flyfishing]

 先にかいたエントリーへの批判についてやフライの雑誌社及び投稿者のYさんへのことに関しては、前のエントリーのコメントとして書きました。
その中でも書いていますが、新たにエントリーを作り、これからの河川の遊漁について話しをしてみたいと思い立ち上げることにしました。
この件に関しては、他のエントリーに埋もれないように日付を先の日付に変えました。これに関して、フライの雑誌社より、フライの雑誌の基本的な考えをアップしても構わない旨承諾を得ましたので、これを題材に話しを進めていきたいと思います。

---------------以下フライの雑誌社からのメールの内容------------------------------------

メールをありがとうございました。フライの雑誌社です。

「フライの雑誌に本当に意図はないのか」と聞かれるならば、「日本の漁業制度は制
度疲労を起こしており、それを改善しなければ私たちに未来はない。未来に渡って釣
りを楽しめるように、各自が出来る範囲で意識化して行動することが重要だ。釣り場
のことを真剣に考えている様々な釣り人の考えや意見を集めて誌面に掲載することで、
活発な議論が起こり、快適な釣り場環境の実現へ繋がって欲しい」ことが、小誌編集
部の編集意図です。

今回の投稿記事でも指摘されていましたように、漁業権という排他的な法律的権利を
保持している漁協を、なぜなんの権利も持たされていない釣り人がボランティアで手
伝わうのかという疑問は、今の釣り場をとりまく様々な法律的障害を知っている釣り
人にとっては共通認識であろうと思われます。小誌はこのことの矛盾についてこれま
でことあるごとにスペースを割いて来ました。小誌をずっと読んでいただいている今
井さんなら、きっと理解していただけると思います。

問題は個別道志川についてではなく、もっと根っこの部分なのです。そのことについ
ては、今号が発行される前に、堀内が道志川漁協の組合長に電話して、こちらの考え
を直接伝えてあります。組合長は堀内の意見に同意してくださり、色々な意見が合っ
てこそ健全だ、と仰ってくださいました。

-------------------------------------以上メール内容---------------------------------------------------

私自身もこの意見には賛成です。
もともと現在の漁業規則は漁業者のためにあるもので、漁業権も漁協が握っており、我々遊漁者は、漁協のお目こぼしで遊ばせてもらっている、というような状況です。
正式に規則でC&Rが明記されているのは群馬の神流川くらいです。その神流川でさえ、基本的にはその区間は捕獲禁止で、リリースするなら釣りをしていい、というストレートなC&R区間ではありません。いうなれば法の目をかいくぐってのような感じです。
そしてそれ以外のC&R区間は、釣り人のマナーに投げかけるお願い行為でしかなく、ほとんどのC&R区間で、それを担っているのはボランティアで係わっている釣り人です。
究極的には、規則を決める際に、漁協関係者だけでなく釣り人からも代表を出して、双方の意見のもとに決めるのがベストですが、いきなりそこへ持っていくのは不可能に近いでしょう。
そこで各ボランティアが活動をしている訳ですが、漁協の中にはそのボランティアにオンブにダッコ状態になってしまっているところもあります。
その結果漁協に取って代われればいいですが、今の漁業規則があるうちは、根本的には解決にはありません。
そんな辺りを考え、じゃぁどういうふうに釣り人は係わっていけばいいのか?
漁業規則を変える運動を続けつつ、ボランティア活動も続けていき、徐々に移行できるように持っていくのが良いのか?
それとも、多少漁協とぶつかっても一気に変えていったほうが良いのか、その辺りを話してみるとよい方向に向かうのではないかと思います。
コメント(17) 

コメント 17

グリズリー

Wildcatさん、こんばんは。

このエントリーの内容は非常に大きな問題ですが、われわれ釣り人が絶対に目を背けてはいけないことだと思います。

よりよい未来の釣り環境、大きく言えば自然環境を実現する方法を見つけるには、できるだけ多くの人に、釣り人は当然ですが、それ以外の人にも河川を取り巻く現状を知ってもらい、どうすればもっとよくなるのかをオープンに議論すべきだと思います。

また、すでに過去のものであり、形骸化した制度だけが法律として残ってしまったとも言える河川における漁業権というものを見直すきっかけになればいいと思います。そろそろ正式に遊漁というものが権利として認められてもいい時期ではないでしょうか? 当たり前ですが、すぐに実現するとは思えませんし、法律問題ですから簡単にはできません。でも努力を放棄してはいけないと思います。

その反面、河川における漁業が消滅してしまったのも様々な環境破壊によって引き起こされた河川の荒廃が原因です。漁業権や漁業規則を一方的に悪だと決め付けるのではなく、漁業も遊漁も放流によってしか成り立たなくなった原因は同じですから、根本から解決するための努力も放棄すべきではない思います。

これは20年ほど前に岐阜で出会った元職漁師さんから言われたことですが、「山と森がもっともっと豊かで、みんなで少しずつ分け合って、取り尽さなければ魚は次から次へと湧いてくるもんだ。本当に豊かな川なら、漁師と釣り人はケンカしないで一緒に魚と暮らせるんだ」という言葉を忘れずにいたいとも思っています(ニュアンスはこの通りではありませんが)。

漁業権と遊漁権の話題の後では、これは単なる理想論かもしれませんし、何をいまさらということかもしれませんが、個人的なぼくの想いで構わないと思っています。このことにこだわるつもりもありませんし、理想だけを追うつもりもありません。

インターネットはもちろん、blogというツールもまだまだ過渡期のものです。使い方を模索する壮大な実験をしている段階だとも言えるでしょう。しかし、距離と時間を越えて多くの人と「何か」を共有できるツールであることは間違いありません(賛成、反対などは、共有できる「何か」から見れば些細なことだと思えます)。

さらに、このような議論にblogというツールがふさわしいのかという疑問もあります。それは参加している人がエントリーを立てることができないという致命的な欠陥があるからです。掲示板のようなものがいいのか、以前のパソコン通信のようなフォーラムがいいのか、そういう意味ではスレ立てが簡単にできる2chのようなものがいいのか、模索していく必要があるでしょう。
by グリズリー (2004-03-16 00:34) 

kabe-chan

これからが本番って事ですか・・
活発な議論にはblogはもってこいですよね。
そう言う意味では、誰でも勝手にスレッドが立てられないと言うのも、メリットになり得るかもしれないですよね。
ある期間他には何も無くて一つのエントリーだけ存在するblogなんてのもあっても良いかもって思います
置かれた環境を改善する為に色んな事を模索しながら、努力を続けて行くって大変な事だと思いますが、ここには多くの良識ある方々がいらっしゃると感じてます。
議論は苦手な私ではありますが、応援していますので頑張ってくださいね
by kabe-chan (2004-03-17 00:06) 

Kaze10

>これからが本番って事ですか・・
いきなり前座扱いはないよなぁ(苦笑)

>そろそろ正式に遊漁というものが権利として認められて
>もいい時期ではないでしょうか?
というグリズリーさんのご意見には全く同感です!
by Kaze10 (2004-03-17 01:40) 

intp

つりをしないのですが、一応第3者的な意見としては・・・ボランティアをしてゆくのがベターだと思います。
手っ取り早いのは、誰かが凄まじい違反の犯してメディアに取り上げられて裁判沙汰になることなのだろうけど^^;

ひとまず意思表示をしてゆくのが大切だと思います。そしてそれが時間とともに埋もれることなくしておく必要があると思います。
バナーとか作られてはどうですか?今できる事をする。それって貴重な1歩だと個人的には思います。
by intp (2004-03-17 03:05) 

wildcat

みなさん、書き込みありがとうございます。
この問題は、なかなか簡単に結果が出る問題ではないのは事実ですね。
また、blogというツールがこのような討議に向くかどうかも試してみないと分からないのが現状でしょう。
エントリー毎にコメントが付けられるという点では良いのですが、パソコン通信時代のフォーラムのように未読管理が出来ないのが難と言えば難ですね。

方法論としては、遊漁権の獲得という作業と同時に、やはりボランティア活動で関わっていき、少しでも遊漁者が釣りをし易いようにしていくこも必要だと思っています。
どこの漁協も我々よりも高齢者が多いというのは事実で、そう簡単に遊漁者の希望を受け入れるのは難しいでしょう、分かっていてもなかなか変えられない慣習や意識はあるでしょうから。
その辺りを、おためごがしではないが、徐々にでもコミュニケーションを取り、進めていくしかないのかと思います。
今の段階では、権利を持つ漁協がヘソを曲げてしまいえば、後戻りしてしまうことも多々ありますから。
現にC&R区間設定を止めてしまったとこも出てきたようですし。
by wildcat (2004-03-17 09:07) 

Loop

漁業権と漁協についての情報ももっと欲しいですね。

法律を動かすにしても、システムとして現存する漁協に釣り人が入り込んで行くことも1つの策だと思います。
こんなことを可能かどうか考えるうえで、「漁業権と漁協」についての知識が必要だと思います。
例えば、漁協組合員の老齢化の話がありましたが、漁協が株制とかであれば、組合脱退者が出た時に株を買い取ることも出来ると可能かと思います。

また老齢化ついでに、漁協自身が若返り、私達の言葉を聞いていただけるような人達が増えれば、違ったかたちの可能性も出てくるのではないかと思います。
私は、今後10年間に世代交代があり、大きく動き出すことを期待していたりします。

言い方は悪いですが、やる気のない(感じない)漁協もあるわけですが、それでも権利を捨てない理由もあったりするだろうと思います。

あと常々思っていることは、漁協が権利を行使するならば、放流だけでなく川全体の環境整備の義務もあるはずだということです。

ザクザクと思いついたまま記載してしまいました。分かりにくくてすみません。
by Loop (2004-03-17 17:43) 

WILDCAT

LOOPさん、ありがとうございます。
たしかに漁協の中にはやる気のないところはありますね。
入漁料や電力会社からの保証金等を放流資金として使わず、組合員の飲み食い費にほとんど当ててしまうとか、どうみても河川管理をやっていないと思われる。
こういうところは住民や釣り人が監査をして、不適当であれば漁業権を返還させる等の措置も必要ではないかと思います。
by WILDCAT (2004-03-18 06:58) 

としちゃん

参考に成れば。
水産業、漁業法の解説本
<a href="http://www.mmjp.or.jp/gyokyo/a-suikyo.htm">http://www.mmjp.or.jp/gyokyo/a-suikyo.htm</a>
by としちゃん (2004-03-18 18:23) 

としちゃん

もう一つ。
漁業法
<a href="http://www.houko.com/00/01/S24/267.HTM#s8">http://www.houko.com/00/01/S24/267.HTM#s8</a>

私が読んでも良く解らんです。
by としちゃん (2004-03-18 18:39) 

wildcat

 このところこのエントリーに新たなコメントが付かないでいました。
やはり、他のエントリーが新たに作られると、わざわざ探さないと分からないようになってしまうのはblogの欠点ですね。
 ということで、それを補完するために作成年月日を未来の日付にして、常にトップに表示するようにしました。
全回から日数が経っているので、別の意見も考えつくかもしれません。もう一度考えてみてはいかがでしょうか。
by wildcat (2004-03-29 16:09) 

としちゃん

せっかくですから、掲示板に書き込んだものをこちらに移します。
埼玉のある河川は漁業組合が管理してるんですが本部(?)が見放しててその地区の組合員さんと有志が頑張って奇麗なヤマメを釣ってもらいたくて発卵放流だけやってる所が有ります、たいしたもんです。
組合員ってどうやって成るの?って聞いたら、組合員からの推薦をもらって組合株(?)を買って、どうたらこうたら、ちょっと口をもごもご・・
かなり古い体質が有る様です。
by としちゃん (2004-03-30 09:57) 

花山荒雄

みなさん、こんにちわ。

まず、フライの雑誌の編集長だった中沢さんに、追悼の意を表します。生きていて欲しかった---遊漁の未来というテーマを考えるとき、心からそう思います。

さて、私の意見は単純です。
「いますでにあるキャッチ&リリース区間をともかく成功させよう」です。

私は自分がフライフィッシングをやります。次回の釣りは今回よりもいいものであって欲しい。これが釣り人です。だから、将来の方向性よりはいまやるべきことに関心があります。

そして、51歳の自分が生きているうちにできることという意味でも、いますでにあるキャッチ&リリース区間をともかく成功させたいのです。

一気に長いのを書くと読んでもらいにくいから、我慢して、今日はこれでやめときます。
by 花山荒雄 (2004-03-30 22:55) 

wildcat

としちゃん、コメントありがとうございます。
漁協の中でもそういう問題があるところも結構あるみたいですね。
既得権益意識で、やる気はないけど、肩書きだけは捨てたくない、という人が多すぎますね。
だいたいどこの漁協でも頑張っているのは、比較的若い組合員が多いようです。
そういう人のやる気を無くさないためにも世代交代は必要だと思います。
by wildcat (2004-03-31 00:02) 

wildcat

花山さん、コメントありがとうございます。
今あるC&R区間を成功させるというのは、重要なファクターだと思います。
漁協という組織を変えて行くにしても、C&R区間の成功という事例がなければ、推進していくのは難しいと思います。
by wildcat (2004-03-31 00:08) 

飲茶

お♪いつのまにかこんな話題で盛り上がっていたのですね?
若くして亡くなられたフライの雑誌の中沢編集長は大変立派な人格者であったと聞きました、残念でなりません。

まー、この手の話題はあーじゃこーじゃと
パンドラの箱をひっくりかえしたようになり勝ちですが、私個人の意見としては
『相手を変える』よりも『自分たちが変わる』ほうがずっと現実的であるということ。
『相手を変えよう』と思うところに批判が生まれ、相手の気分を害し自分たちも不快な思いをする原因となるでしょう。
それよりも、『相手の気持ちを考えながら』『自分たちが変わっていく』ことにより少しずつ目標に近づけるのだと思います。
by 飲茶 (2004-04-03 02:52) 

wildcat

飲茶さん、コメントありがとうございます。
たしかにそういうふうになれば一番いいですよね。
誰かに言われなくても、自ずとルールを守るとか、建設的に行動するとか、そういうふうに変わってくれるといいですよね。
というか、誰でも自分で変わらないとダメなんですけどね。
by wildcat (2004-04-03 23:50) 

としちゃん


『自分たちが変わる』と言う飲茶さんのコメントを読んで。
『河川の遊漁の未来のために』とは外れてしまいますが、ここに書き込まれる皆さんは更に実践されている方もいらっしゃるとは思いますが、あえて・・

私の友人はコンビニ袋を持って渓流に行きます、それを腰に下げ川に落ちている他の釣り人が捨てていったタバコの吸い殻、おにぎりのビニール、餌が入ってた容器、ビールやコーヒーの空き缶、そんなゴミを釣りをしながら拾って来ます。
私も見習って最近拾ってくる様にしてますが、『あ〜あ、しょうがねえなぁ〜こんなに捨てて』と嘆くだけで無く皆さんもほんの少し拾ってみませんか?
些細なことですが、それが飲茶さんの『自分たちが変わる』と言うことのひとつにも成る様な気がします。
by としちゃん (2004-04-05 13:03) 

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